どうしてパッチでダイエットできるの?

最初に説明しましたように、私がやせたきっかけは思いつきのおまじないだったので、いろいろ研究した末に理論構築して結果が出せたというものではありません。まず結果が出て、自分が体感したことをもとに後で理論を考えています。


根本としているのは副交感神経活性化です。高度な医療機器を使用して検証をしているわけではありませんが、よく眠れるようになったり、体がぽかぽかしたり、気持ちがゆったりしたりなど、理屈ではなくて体感してもらうことで、この理論の整合性が理解していただけると思います。

理論は必要ないようにも思いますが、人は頭で全く納得がいかないことを始めようとは思わないので、簡単に説明しておきましょう。



夜間の副交感神経活性化

まずは自律神経の説明をしておきましょう。


自律神経とは全身の血管や内臓などの働きを無意識のうちに調整している神経システムで、主に昼間などの活動時や緊張、興奮しているときに働く交感神経と、主に夜間などの休息時、リラックスしている時、食事をしている時に働く副交感神経とがあり、両者がシーソーのようにバランスをとりながら働いています。

大雑把に言うと、昼間はテキパキ活動モードで交感神経優位、夜間はリラックスモードで副交感神経優位ということになります。


ストレスは交感神経が過敏になり、現代人はこのバランスが崩れています。本来なら副交感優位でリラックスの夜間までもが交感神経優位になって、このことが様々な病気の元凶とされています。ですから、パッチを貼って副交感神経活性化は本来あるべき姿の夜間ということになります。

パッチを貼るとなぜ副交感神経が活性化するのかと問われると、検証することも難しいとは思いますが、体感、経験できることですのでこの点だけは大前提で受け入れて下さい。ただし、今のところ言えるのは、東洋医学的には眉間のあたりは「気」というエネルギーに関係する人体にある7つのチャクラのひとつアジナーチャクラがありますので、パッチを貼ることによりアンテナを立てたように「気」の取り込み、めぐりが良くなるのではないかと考えています。「気」を扱う、気功やヨガ、太極拳などは激しい動作ではなく、リラックスしてゆったりの動作がほとんどです。これらでは呼吸法も重要で、深くゆっくりするのが基本です。


身体が無意識のうちに調節しているのが自律神経ですが、唯一、呼吸だけが無意識でも意識的にも両方できますので、自律神経調整、特にリラックスして副交感神経活性化のために深呼吸をするということは誰もが行っている知恵です。

現代医学での副交感神経活性化とは東洋的には「気」を高めるということだと思います。



なぜ胃が小さくなる?

次に、夜間の副交感神経活性化でどうしてダイエットができるのかを説明します。

下の表は交感神経と副交感神経が胃腸にどのように働きかけるかをまとめたものです。

交感神経優位 自律神経系 副交感神経優位
昼間、運動時、興奮時、ストレス 主な有効時間帯 夜間、睡眠時、安静時、リラックス、食べる
抑制 胃腸のぜん動運動 促進
弛緩 胃腸の平滑筋 収縮

食べるとリラックス

先ほど、テキパキ活動モードの交感神経、のんびりリラックスモードの副交感神経という説明をしましたが、消化管には裏返しのような作用になり、交感神経優位では胃腸は伸びたままで動こうとせず、副交感神経優位ではぜん動運動が促進し、収縮モードになります。

食事をして、消化管で消化吸収をおこなうためには伸びたままで動かないと始まりません。

つまり、消化管全体としては副交感神経支配の最大の臓器であり、食事により消化管を動かすことが最も簡単に副交感神経を活性化する方法です。やけ食いをすると気持ちが落ち着く、眠たくもなることからも食事によるリラックスモードの副交感神経活性化がおわかりになると思います。


ストレスが万病のもと

現代人はストレス社会で生きていることと夜遅くまでの活動が当たり前になっているので、本来は副交感神経優位の夜間までもが交感神経寄りになり、眠れない、疲れが取れないなどの自律神経失調症あるいは東洋医学でいう未病(病気の前段階)の状態に陥っている人がかなりの比率になっています。

その線を越えて発病すると、原因はストレスと言われるものの、その特効薬はありません。処方されても睡眠薬や精神安定剤で、他に自分で入浴方法や快適な睡眠のための寝具、アロマテラピーなどを試してみるものの、リラックスの決め手にはなりません。

そのような場合でも、唯一、確実に副交感神経活性化ができるのが食事です。

やけ食いとまでならなくても無意識のうちに一時的なリラックスを得るために食べていると太るのは当たり前です。


空っぽの胃は夜間に収縮するのが本来のリズム

夜間だけでもリラックスすることができれば、1日の総量として不必要なカロリー摂取をセーブしやすいということがダイエットできる理由でまずあげられます。

次に肝心の胃が小さくなるということを説明します。夜遅くまで飲食するのではなく、ある程度の時間までに食べ終えて、パッチを貼って寝る頃には胃袋が空っぽになっていると、先の表にあるように副交感神経活性化で胃は収縮します。

それが習慣化すれば、寝ている間に胃が小さくなりますので、食事量が自然と減る、あるいは食事制限がつらくないとなり、ダイエットが非常にやりやすくなるわけです。



副交感神経活性化のメリット

その他に副交感神経は末梢血管の血流改善にもなりますので、基礎代謝量の増加もダイエット効果です。

副交感神経活性化の効果についてはいろいろありますが、免疫力増強は医学的に証明されていることですので、眉間ダイエットではやせながら元気になるという現象が起こります。

特に女性の場合に大切な点ですが、ダイエット中でなくてもいらいらしたり寝不足だったりすると、化粧ののりが悪いのは誰でも経験があると思います。夜間の副交感神経モードは皮膚の修復を促す作用もありますので肌の調子もよく、やつれたり、たるんだりすることもないのです。

元の体重や年齢、効果の強弱の個人差はありますが、

一般的な目安としては『1ヶ月で1~3Kg減のペース』と考えてください。

「ゆっくりでいいので無理はしたくない」とか、

「食事制限は今までもしたことがあるので集中的に取り組みたい」など、

その方の希望に沿って無理のないペースでのアドバイスをいたします。